GOOD DESIGN EXPO 2011終了



グッドデザインエキスポ、無事終了しました。
来て下さった皆様、ありがとうございました。
皆さん「(思っていたより)面白い」と言ってくださったので安心しました。


また、プレゼンもご清聴いただき、ありがとうございました。
客席にいるのは会社関係者と知人だけかな、と思っていたのですが、
まったく知らない顔も結構見えました。
一般の方に興味を持ってもらえたのなら嬉しいことです。


事前のチェックで動画の再生がうまく出来ず、かなり動揺した状態で
臨んだため、自分としてはかなり不本意なしゃべりでしたが、
パワーポイントはそれなりに作りこんであったので
なんとか及第点レベルだったかと。


準備万端だと逆にもっとしゃべり過ぎてしまったかもしれませんし。
ウィリアム・モリスの話とか、服飾史の話とか
先週の女子ゴルフの有村選手と森田選手の話とか
いろいろ話し忘れてしまいましたが、
それくらいでちょうど良かったかもしれません。。


写真を見ると、かなり顔がこわばっていて、苦笑してしまいます。



出番の前は全く余裕がなかったので、13時までステージにいた
建築家の難波先生にご挨拶できなかったのが残念でした。



学生時代の同級生と遭遇したり、同級生がブースに来てくれたり、
また別の同期が不在時にブースに来てくれていたり、
出展者に後輩の名前を見つけたり、といったこともありまして、
やっぱりデザインの祭典なんだなー、と実感すると同時に、
みんな頑張っているんだなあ、と刺激になったり励みになったりしました。


ノミネート5点すべて受賞するとは思っていませんが、
結果がわかるまでしばらくちょっぴりそわそわです。



さて、今年の大賞候補ですが、
個人的にはdocomoの『森の木琴』かな、と思っています。



なんかもう「デザイン」云々ではなくズバ抜けていると思いました。
メイキング映像も合わせて見ることをお勧めします。





一方、物議を醸しているのがこれ。
http://www.g-mark.org/nominate/detail.html?entryNo=G0210026


グッドデザイン賞には異議申し立て制度はないので、業界の人間からすると
「あんなの昔からうちでも作ってるのに」というものが
グッドデザイン賞とっちゃったりすることもあるかと思うのですが、
まだそれは「エントリーしなかった方が悪い」と言えなくもないと思います。


しかしですね、今回のこれはさすがに露骨に元ネタがわかっちゃうので
いくらなんでも酷いんじゃないかと思います。
担当デザイナーは会社に作れと言われて仕方なく作って
出せと言われて仕方なく出したのかなあ…。

こうやって1次審査ををするっと抜けてきたものがあったりするので
来年から受賞対象のみを展示するようになるのは賢明かもしれません。