ウメの学名は「ムメ」。多分聞き損ないが原因(本当)


自転車でひとっ走り、母方の実家まで梅の実の収穫に行ってきました。



残念ながらほぼすべての実があばた面をしていました。
多分虫に吸汁された痕だと思います。なにせ庭での無農薬栽培なので。
自家用なので多少見た目が悪くても構いませんが、とても売り物にはなりません。
無農薬栽培はよっぽど手間かけて除虫しないといけないんでしょうから、相当大変だと思います。


祖母の使っているこんなの(初めて見ました)で蚊取り線香を腰からぶら下げて自分自身の虫除けには成功。



日本語の言い回しには農と関わりの深いものが数多くあります。


「桃栗三年、柿八年〜」なんて、諺というほどのものでもないのに、誰もが知っていますよね。
(ちなみに私の知っているこのフレーズの続きは「柚子の大馬鹿十八年」です)


他にも「瓜のつるになすびは生らぬ」「濡れ手に粟」「秋茄子は嫁に喰わすな」などなど。
「ウドの大木」「タデ喰う虫も好き好き」あたりになってくると「独活」や「蓼」自体を見たことがないまま使っている人も多そうです。
悪口「ドテカボチャ」を「土手南瓜」と漢字変換出来ても、何故それが悪口なのか理解している人は少ないのではないでしょうか(そもそも最近の子供は使わないでしょうが)。


それでもそういった言い回しが慣用的に使い続けられているあたり、やっぱり日本人は基本的に皆農民だったんだなあ、と思います。


そんな中に「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」なんて言い回しもありまして。
ちょっと収穫するだけのつもりがついつい興に入って剪定(枝切り)までしてしまいました。
次にどこから枝が伸びてどこに花が着くか(『結果習性』といいます)考えて切らないといけないのですが、梅の結果習性をちゃんと覚えていません。
とりあえず上の方に伸びている徒長枝を闇雲に切って満足して帰ってきました(笑)。


そんなジェントリー的?な優雅?な日曜日の午後。



土日ちっとも仕事すすまなかったなぁ…。




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