日本橋（八重洲）の「縞」のビル

コンディショニングマットレス『AiR』の店頭用什器を作っていただいている吉忠マネキンさんの展示会『YOSHICHU MANNEQUIN EXPO2010』東京展に行ってきました。

「マネキン」の語が入った社名だけ見ると、テレ東系列の『オー！マイキー』の登場人物の皆さんなどを作るマネキン専門メーカーなのかと思いがちですが、色々な有名ブランドの店装なども手がけていらっしゃるようで、芳名帳には有名アパレルブランドの名前なども見えました。

私自身は今のところインテリア系の仕事には直接関わっていませんが、様々な加工されたガラスやLEDの証明、着色MDFなど、色々と興味深いものがありました。
ご招待ありがとうございました。

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その展示会会場のビルの真向かいに、私が昔日本設計で２〜３週間バイトをしていたときにスタディ模型を作っていたビルが建っていて驚きました。
不動産に「奇遇」というのも変ですが、そんな感じでした。

共立日本橋ビル

共立という会社の社屋ビルです。低層部には飲食店が入っています。

すっとした縦方向の白い「縞」に鉤状の黒い切り欠きが入っているのがこのデザインの肝。なかなか格好いいですよね。
模型作りのバイトをしていたのは縞のパターンや切り欠きの大きさなどを模型で検証している時期でした。
実際のビルと当時のスタディ模型と大きくは違っていない（と思う）のですが、正面の鉤状の黒い切り欠きが左右反転していました（当時はＳ字型、完成したビルはＺ字型）。
なるほど、一階のピロティと壁との関係がより自然になったように思います。