偶然の一致、なのだろうか
西川産業のコンディショニング・スリーピングギア『AiR』シリーズの
中心アイテムであるコンディショニングマットレス（AI0010）は
2011年度のiF product design awardと、red dot award: product designを
受賞しているのですが、確かハノーヴァーでのiFデザイン賞の授賞式の
当日か翌日の夜にred dotの受賞通知が来（て小躍りし）た覚えがあります。
半年ほど経った今日、2012のiF design awardの結果通知がありました。
今回は残念ながらエントリーした２点ともが選外となってしまいました。
来年２月にミュンヘン行けなくなってしまって大変残念ですが、
やはりそう簡単な賞ではないので、まあ仕方がないか、と思いまあした。
で、そのわずか４時間後。
red dot award: product design 2012のエントリー受付開始、のメールが。
これ絶対日にち合わせてんだろ…。
ドイツ語がわからないので、ドイツ国内でのiFとreddotの競争関係は
よくわかりませんが、どーもreddotが後から優位に立ち回っているような感じです。
最近でこそreddotが世界最大のデザインアウォードとして有名ですが、
日本とのかかわりはiFの方が古くからあるっぽいです。
今年の７月にあったiFデザイン賞の説明会では、来日したiFのトップの人は
「毎年必ずred dotはiFより応募総数が多い、と発表してくるが、
その数字は本当に信用できるのか？ 我々は詳細なデータを公表しているが
red dotはそうではないだろう？」
という旨のことをおっしゃっていました。
（私には「後出しジャンケンしやがって」的なニュアンスも感じられました）
まあそれはそれとして、今回red dotにはちょっと出せるものがないかなぁ…。
継続して国際的な賞にエントリーできるものを作り続けていく努力を
これからもしていかないとな、と身に染みたのでした。
Living & Doing: Red Dot Design Yearbook 2011/2012
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