ネアンデルタール探訪
レッドドットの表彰式のためにエッセンまで行ってきましたが、
エッセンという都市、日本人にはあまり馴染みが無いのではないでしょうか。
最寄りの大きな都市はデュッセルドルフ。
ここはかなり大きな日本人コミュニティーがある(3000人くらい住んでいるのだとか)都市だそうです。
確かに日本食や日系?のホテルが車窓から見えました。
が、個人的にはほとんどデュッセルドルフに関して予備知識がありません。
しかも、表彰式が月曜だったため、デュッセルドルフに滞在したのは日曜日。
まさかのツーリストインフォメーションお休み曜日。
ゲーリーの建築とかあるらしいことまでは調べてあったのですが
場所が良くわからず、今回は仕事で疲れていたので調べる気力も無く。
なのでデュッセルドルフ観光は取り止めました。
かわりに近郊のネアンデルタール渓谷に行くことに。
あのネアンデルタール人のネアンデルタールですよ!
これは行っておかないと!という気にさせられる響きです、ネアンデルタール。
日本人は「ねあん・でるたーる」という感じで発音していると思いますが、
どうやらネイティブ的には「に・あんでたーる」という感じで発音するようです。
「あ」にアクセントです。
電車に揺られること約20分でネアンデルタール駅に到着です。
のどかな風景が広がっていますが、
実は結構モダンな駅だったりします。
ここから谷へ下って行きます。
途中こんなヘルツォーク&ド・ムーロンみたいな石塁?が。
10分程下りるとミュージアムがあります。
校外学習なのか、ちびっ子がいっぱいいました。
ネアンデルタールが人名(由来)だということと、
ネアンデルさんに因んで地名がネアンデルタールに変わったことを知りました。
北京原人もクロマニヨン人も弥生人もみんな地名由来だってのに、
なんてラッキーなんだヨアヒム・ネアンデル!
ここからデュッセル川?沿いに5分ほど歩いたところに
ネアンデルタール人の人骨発見場所とおぼしき場所がありました。」
まあ強いてオススメする観光地ではない気がしますが、
いにしえの地球に思いを馳せに行くも一興、ではないでしょうか。