悪夢のような一週間

通勤路のジンチョウゲの香りがマスク越しにも感じられ、
３週間ほど前にメジロが中でさえずっているのを見付けた木の中に
今度は２羽のメジロを見付け、春も近くなってきた、と思っていた日でした。

あれから一週間になりますが、悪夢と違ってまだ覚めそうもありません。

被災した方々に心より哀悼の意を捧げ、お見舞い申し上げます。

確証はありませんが、大地震、そしてその後の火災の犠牲者はそれ程多くはなかったのではないでしょうか。
火の始末もしっかりして、２つの災害を乗り切っただけに、あの凶悪な津波による被害は
無念というか悔しくてなりません（見ていて辛くなってくるのでテレビを見るのやめました）。

原発に関する政府と東京電力の事実の隠蔽（もう殆ど露呈したと思いたいですが）は本当に忌々しいですが、
時間を稼いで大衆を危機に慣れさせる、という意味では成功しているのでしょう。
名前さえ伝えられない「協力企業」という下請け企業の社員も気の毒です。

関東地方では、人々がなんとか日常を続けよう、として通勤しています。
経済活動というか生産活動が停滞してしまっても、社会全体が衰弱するだけなので、
勤め人が職場放棄するわけにもいきませんが、何分電力が足りないため生産効率が悪いです。
西日本の方々が頼りですので、是非日常通りの活動で日本を支えて頂きたいと思います。
買い占めも困りますが、過剰な買い控えも困りますので。
このままだと飲食店経営の方がかなり苦しい状態になると思いますので、
むしろ積極的に外食していただいた方が良いのではないかと思います。

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まだ寒い夜が続いていますが、暖房をなるべく控えることで、結構な節電になると思います。
電気による暖房は「熱で発電した電気を再度熱に戻す」という非常に効率の悪いことをしていますので、
なんとか使用を減らして他のことに電力を回したいところです。
ダウンジャケットやスキーウェアなどを室内でも着ればかなり暖かいです。
（放射性物質の粉塵のことを考えると、室内用と室外用は分けた方がよさそうです）
私が手がけた『西川産業あったかパット(R)light』も暖房削減に是非ご活用いただければ、と思います。

また、全ての製品を私が手がけたわけではないですが、
ドン・キホーテや一部のホームセンターでも仕様違いのものが扱われている筈ですし、
新生活コーナーの傍らにまだ冬物コーナーが残っていれば、
イオン系列、セブン＆アイ系列のチェーンストアにもそれぞれ同様の製品があります。